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自分の英語力はどのレベルにあるのか

NHKの英語講座のレベル分け

NHKの英語講座のどれをやったらいいのか、迷っていますか?
NHKの英語講座は次のような基準で作られています。
参考になさってください。

レベル 講座名
  A1 中学校の基礎英語 レベル1
A1-A2 中学校の基礎英語 レベル2
A2-B1 中高生の基礎英語 in English
A2 英会話タイムトライアル
B1 ラジオ英会話
B1-C1     ラジオビジネス英語
   

A1:日常生活での基本的な表現を理解し、ごく簡単なやりとりができる
A2:日常生活での身近なことがらについて、簡単なやりとりができる
B1:社会生活での身近な話題について理解し、自分の意思とその理由を簡単に説明できる
B2:社会生活での幅広い話題について自然に会話ができ、明確かつ詳細に自分の意見を表現できる
C1:広範で複雑な話題を理解して、目的に合った適切な言葉を使い、論理的な主張や議論を組み立てることができる

https://dls.nhk-sc.or.jp/user_data/course_level より

レベルに合わせて学ぶ

この分類で、あなたはどのレベルにいるでしょうか?
もし、あなたが中学1年で学ぶ内容をもう一度やり直したいなら、中学生の基礎英語レベル1をおすすめします。レベル2は中学2年の後半と中学3年の内容になっています。この基準に沿って講座を選べば、無理なく続けていけるでしょう。
次のステップに進む目標も立てられます。
もちろん、ラジオの講座では、マンツーマンでの指導は受けられないので、
英会話の練習のためにオンライン英会話や英会話スクールに通うのもおすすめです。
特にオンライン英会話なら、自宅でできるので、続けやすいです。
それに無料体験ができるので、自分に合っているかどうか確かめることが出来ます。



CEFRとは

Common European Framework of Referenceの略語で、「ヨーロッパ言語共通参照枠」という意味。CEFRは、多くの言語が共存しているヨーロッパで、それぞれの言語でどの程度の語学力があるのかを客観的に測定する共通の基準として欧州評議会が開発したものです。2001年から公式に用いられています。NHKの英語講座もおおよそこの分類に基づいています。

次のように分類されています。かなり詳しく説明されています。
だいたいこんな感じでコミュニケーション能力をアップさせていけばいいのだということがつかめます。

A 基礎段階
A1 学習を始めたばかり
- 具体的な欲求を満足させるための、よく使われる日常的表現と基本的な言い回しは
解し、用いることもできる。
- 自分や他人を紹介することができ、どこに住んでいるか、誰と知り合いか、持ち物などの個人的情報について、質問をしたり、答えたりできる
- もし、相手がゆっくり、はっきりと話して、助け船を出してくれるなら簡単なやり取りをすることができる。
A2 学習を継続中の初級者
- ごく基本的な個人的情報や家族情報、買い物、近所、仕事など、直接的関係がある領域に関する、よく使われる文や表現が理解できる。
- 簡単で日常的な範囲なら、身近で日常の事柄についての情報交換に応ずることができる。
- 自分の背景や身の回りの状況や、直接的な必要性のある領域の事柄を簡単な言葉で説明できる。
B 自立した言語使用者
B1 習得しつつある者・中級者
- 仕事、学校、娯楽で普段出会うような身近な話題について、標準的な話し方であれば主要点を理解できる。
- その言葉が話されている地域を旅行しているときに起こりそうな、たいていの事態に対処することができる。
- 身近で個人的にも関心のある話題について、単純な方法で結びつけられた、脈絡のある文を作ることができる。
- 経験、出来事、夢、希望、野心を説明し、意見や計画の理由、説明を短く述べることができる。
B2 実務に対応できる者・準上級者
- 自分の専門分野の技術的な議論も含めて、抽象的かつ具体的な話題の複雑な文の主要な内容を理解できる。
- お互いに緊張しないで母語話者とやり取りができるくらい流暢かつ自然である。
- かなり広汎な範囲の話題について、明確で詳細な文を作ることができ、さまざまな選択肢について長所や短所を示しながら自己の視点を説明できる。
C 熟達した言語使用者
C1 優れた言語運用能力を有する者・上級者
- いろいろな種類の高度な内容のかなり長い文を理解することができ、含意を把握できる。
- 言葉を探しているという印象を与えずに、流暢に、また自然に自己表現ができる。
- 社会的、学問的、職業上の目的に応じた、柔軟な、しかも効果的な言葉遣いができる。
- 複雑な話題について明確で、しっかりとした構成の、詳細な文を作ることができる。
- その際、文を構成する字句や接続表現、結束表現の用法をマスターしていることがうかがえる。
C2 母語話者と遜色のない熟練者
- 聞いたり、読んだりしたほぼ全てのものを容易に理解することができる。
- いろいろな話し言葉や書き言葉から得た情報をまとめ、根拠も論点も一貫した方法で再構成できる。
- 自然に、流暢かつ正確に自己表現ができ、非常に複雑な状況でも細かい意味の違い、区別を表現できる。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A8%E3%83%BC%E3%83%AD%E3%83%83%E3%83%91%E8%A8%80%E8%AA%9E%E5%85%B1%E9%80%9A%E5%8F%82%E7%85%A7%E6%9E%A0

より(一部省略)

自分の英語力を知ることは大切

学校教育で順位が付けられるので、わたしたちはどうしても学校の成績で自分の英語力を考えてしまいます。社会人になっても、英検やTOEICなどのスコアで、やはり一喜一憂してしまいます。学校の成績やテストのスコアも参考にはなります。
でも、それはあくまでもその時点での相対的な評価・結果でしかありません。
大切なことは、自分の英語力を知ること
そして、そこからどのように英語力を伸ばせるかということです。

 

英語力が分かれば、それに合わせて学べる

英語に限らず、言語能力は単純に点数とか年数で決められるものではありません。CFERのレベル分けは人と比べるための基準ではなく、むしろ言語の用い方をどのように学んでいったらいいのかの指標となります。
自分の英語力を知り、少しずつコミュニケーションのレベルを上げていきましょう。